久しぶりに4人、屋上でお弁当を広げた。
私の作ったお弁当を、また秋彦が食べてくれた。
真崎が、
「いーなぁ」
と言うと、ゆずのんが、
「じゃあ私が作ってきてあげるわよ。実乃梨は冬見の分だけで手いっぱいだからね」
なんて言って、約束を取り付けていた。
そんな二人を微笑ましく思いながら、少し涼しくなってきた風を感じる。
もうすぐ秋が来るね、秋彦。
これから私達はどうなっていくんだろう?
私は秋彦が好きで、秋彦はやっぱり真崎が好きだ。
私はこれからも秋彦の傍にいたいと思うけど――・・・。
これからはちょっと変わろうと思う。
『身代わり』じゃなくて『理解者』になるの。
私の作ったお弁当を、また秋彦が食べてくれた。
真崎が、
「いーなぁ」
と言うと、ゆずのんが、
「じゃあ私が作ってきてあげるわよ。実乃梨は冬見の分だけで手いっぱいだからね」
なんて言って、約束を取り付けていた。
そんな二人を微笑ましく思いながら、少し涼しくなってきた風を感じる。
もうすぐ秋が来るね、秋彦。
これから私達はどうなっていくんだろう?
私は秋彦が好きで、秋彦はやっぱり真崎が好きだ。
私はこれからも秋彦の傍にいたいと思うけど――・・・。
これからはちょっと変わろうと思う。
『身代わり』じゃなくて『理解者』になるの。