昼休み。
いつもだったら私は柚子乃と教室か中庭で、冬見君と真崎は屋上で食べてるみたいだった。
今日は天気もイイし、きっと屋上だろう・・・とぼんやり考えていると、ゆずのんがやって来て、
「ね、実乃梨、冬見と一緒に食べないの?」
「へ!?」
「だって付き合ってんでしょ?」
「そうだけど・・・」
「みんなにバレたくない?」
「うーん・・・」
そこは複雑。
公認カップルにはなりたいけど、私には後ろめたさもある・・・。
「じゃあさ、あたしも付き合ったげる。4人なら問題ないでしょ?」
「・・・うん・・・?」
そうなるのかな?