死体を発見し、家に帰った私。


私は何もする気はなく、ただ、震えていた。


死体を、初めて見てしまった…。


しかも、あんな残酷な姿…。


今にも吐いてしまいそうだ…。


それから、しばらくすると、家に警察の人がやってきて、私は、詳しいことを話した。


詳しいこと、といっても、教室に入ったら、喜多見さんの死体があった、ということだけだった。


私は、その話をするだけでも、胸焼けがして、気持ち悪くて、仕方が無かった。