「また、こうして会えるなんて、思ってもいなかった」

「私もだよ!」

「愛に会えて、嬉しすぎて、なんかもう感情が高ぶっちゃって…」

「あはは」


私達は、昔、一緒に昼ごはんを食べていたときのように笑いあった。


なんて楽しいんだろう。


なんて心地よいんだろう。


この空間は。


「ずっと、このままだったらいいのに」


亜実はそう呟いた。