五十嵐が真っ赤に染まってゆく。


けれど、まだ意識があるようで、まだ叫び続けている。


「うっさいのよ!!"亜実"はいじめられていても、ずっとずっと我慢していたのに、いじめていたあんたは我慢できないっていうの!?」


五十嵐が叫んでいる中で、私も本音をぶちまける。


しかし、五十嵐にはどうにも聞こえていないようだ。


今まで、"亜実"をいじめていた者達を、"亜実"がされてたいじめの内容に添って殺してきた。


彼女にも、彼女達と同じことをしなくては。