野次馬は言う。


「やっぱり、"眠り姫の呪い"だって!」

「でも、どうやって殺したっていうのよ?"眠り姫"は植物状態なのよ?」

「怨念とか?」

「怨念がおんねん、なんちゃって」

「笑えないっつーの」

「いつか、傍観者だった私達も殺されちゃうのかしら…」

「え~!だって、私は"眠り姫"に何もしてないよ!?」

「俺だって!」

「私だって!」

「でも、ここまでいっぱい死んじゃったら、流石に怖いよな…」

「うん…」