「影宮・・・」

「ど、どうした?」



目の前で完全に挙動不審になっているのは、クラスメイトの影宮 光成だった。

部活は確か・・・テニス部だっけ?



あんまり目立つタイプの男子じゃない。

でも、隣の席だったことが数回ある気がする。




「何でもないよ」