「今の殺気は…尋常じゃないですね。」
今度は茶髪かよ。
「俺でもビビったわ。」
…銀髪。それでも副総長か?
「にしても、お前は普通じゃねえな。
ちょっとついて来い。」
口角を上げ、一度入った教室から
出て行く金髪に、それに続く銀髪と茶髪
「ごめんね!柑奈くん?だっけ?w
なんか、ちゃんの方が合ってる…なんて
僕も人のこと言えないんだけどさ!」
意味不明なことを言いながら
私の腕を引っ張り連れて行くピンクに
「……玲さん。1限目サボります。
いつもながら、すいません。」
ただの無口かと思ってたら意外と
礼儀正しい青髪。
無茶苦茶な奴ら。