『途中までは上出来だ。ここまで出来るとさらに良い。お前らは仲間を持っている。人助けをできる優しい心を持っている。それは、すげえことなんだ。これからも、頑張れよ……』



私はそれだけ言って、

闇に消えて行った。




……ように見せかけて、

あいつらがちゃんと女の子を

最後まで助けるか、見届け、

そして、帰った。