「………いつになったら起きてくれるのかな。」

「……早く起きてくださいよ…。」

「………柑奈。」



3人の言葉に、俺は俯く。



そんな状態を見てか、

それまで黙っていた海斗が話し出した。




「……柑奈は、起きるよ。絶対起きる。
信じろ。柑奈を…信じて待とう。」