「ただ、いくらなんでもキスはやりすぎ。私だからよかったものの、他のスタッフいたらどうすんのよ!」
「そう…だな……」
あの時は無我夢中でなんも考えてなかったな……
「この顔……男子が惚れそうね」
修也が指さすのは俺がヒカリにキスした直後の写真。
りんごみたいにほっぺた真っ赤にして、すげぇ~可愛い。
他のやつに見せたくないぐらい。
「私この後、仕事入ってるからもう行くけど……」
「本当、付き合ってくれてありがとな」
「リクの頼みですもの!また、お仕事の依頼楽しみにしてるわ」
メモリーを俺に渡すと修也はスタジオを後にした。