――パトロールから帰ってきて、もう午後9時。 今日は5人みんなこの洋館に泊まっていくらしく、今もガヤガヤしていた。 「……トップ争い、そろそろ決着つけなきゃじゃね?」 真汰がビール方手に言った。 「そうだな。挑戦状でも送るか」 「それ、ナイスアイディア!!」 匠の案に望空が賛成する。 「日時書くんでしょ?」 望空が棚からとってきた白の紙とペンをテーブルの上に置いて言った。 「いつにすんの?」 小さな欠伸をしながら蓮翔が言った。