-------ドンッ
誰かの肩にぶつかっちゃったみたい。
急いで振り向き、

「あ・・・!ごっ、ごめん!」

私が誤ると、ぶつかった人は、


「・・・・・・・・・別に。」
とそっけなく、冷たく言い放った。
なんなの!?そっちからぶつかったくせに!?

ぶつかった謎(?)の人はスタスタとスクバを持ち、廊下に出て行ってしまった。

「なんなのさっきの人!?無効からぶつかってきたくせに!?」

とイライラしてると真緒は、
「まあまあ。でもさっきの人、イケメンだったよお?」

え?そうなの?

ムカついてたから、顔なんて見てない・・・。

「へぇ~、そうなんだぁ。」
「そんなことより、一緒に帰らない?」

「もっちろん☆今、私が誘おうと思ったの♪」

さっき友達になったばかりなのに、
もうこんなに話せるなんて・・・。

今日はほんとに恵まれてるなぁ。