すると、彼は私の視線に気付いて更に笑う。
「ごめんね、なっちゃん」
なにに謝っているのかはわからないから、返事のしように困る。
「いい加減やめたらどうです?」
倖の呆れた声によって、ほんの数秒の沈黙が終わる。
「えー、だってあっちが来るんだもん。僕は誘ってないのに」
「だからさっきみたいなのがいるんじゃないですか」
「僕ちょっとレオんとこ行って来る。すぐ行くから」
「ごめんね、なっちゃん」
なにに謝っているのかはわからないから、返事のしように困る。
「いい加減やめたらどうです?」
倖の呆れた声によって、ほんの数秒の沈黙が終わる。
「えー、だってあっちが来るんだもん。僕は誘ってないのに」
「だからさっきみたいなのがいるんじゃないですか」
「僕ちょっとレオんとこ行って来る。すぐ行くから」