また子供扱いされるのかと思って、ふてくされた感丸出しに尋ねる。
「いや、可愛いなって」
微笑みながら、優しく私の頭を撫でる。
その手が、あったかくて心地良い。
「何言ってんの」
「感想」
うっかりその手を受け入れそうになって、じとりとした目で睨めば、軽くいわれた。
感想って、私なんか可愛くないくせに。
お世辞がうまいもんだ。