「もう面倒くさい!! 着替えてるんならさっさと出てきなさい!!」 「ちょ、ちょっと待ってよ小牧!」 着替えてるところの扉有無を言わさず開けたよ。 「さーあ男性諸君、若葉のドレス姿はどうかな?」 若葉の姿が見えたとたん、俺たちは息を飲んだ。 女子組はやりきったという満足感で恍惚としているのもわかる。 今回ばかりは同意するしかない。 …だってあまりにも似合っていた。 美しく艶やかな、女の若葉を見てしまったから。