「りえこ、おはよー。」

眠い。今、あいさつされた気がする。
とりあえず、返さなきゃ。

『おはよー。』

私は適当にあいさつを返す。

「冷たいなー!寝ぼけてんの?」

瞳!

『ごめん!瞳だったんだ!』

瞳は、小学校からの親友で大切な家族みたいな存在。

「寝てないんでしょ?まあ、早く行こっ!遅刻するよ!」