それからの私は笑顔が消えた。笑っても作り笑顔。

「隆人……」

元気の源がない。生きる光が無い。わたしにとって隆人は太陽だった。

世界に一つしかない唯一自分で光れない月を照らすものそれは太陽。私の世界から太陽は消えた。


真っ暗だ。どこに道があるのかもどう進むのかもわからない。

元気も、ゆいつ取り柄の笑顔も、信じやすさも、生きる意味も全て失った私にのこってるものはなかった。空っぽだった。