離れて 近づかないで





犬猫カップル




それがあたし達2人コンビ名みたいになってる





ちなみに海斗は





「猫ちゃーん!」



むぎゅーっ





「抱きつくな、海斗」




ちなみに海斗は




こうやってあたしによく抱きつく





そして




「猫ちゃん今日もツンデレですか?」





「ちがうから!離れてよ!」




・・・なんて思ってない



抱きついてくれるのは











嬉しい












でも素直じゃないあたしは






そんなこといえない










「猫ちゃん今日は放課後どこいこっか?」




「海斗、離れてよ。」





「離れたらしょぼーんてなるのに?」





「うっうるさい!」



バレてる・・・けど





いえないものはいえない











「で、どこいくの?」





・・・もう、離れてって




いわなくていいや






「・・・クレープ屋」






「りょーかい♪」




なんかテンション高い?












「海斗、授業はじまる」






「いいじゃん。」




いいけど・・・





「あたしはよくない、もう離れて」






「ちぇー、・・・なんちゃって」




離れたと思ったら


また一層強く抱きしめてきた






「もっ・・・・・////」






なんなんだよ~。









「照れちゃった?」





「うるさい。」







「ふふっかーわいっ」




「だまれ。」





もう、海斗やだっ・・・







嘘・・・・・・・好き










「お前らイチャつくなら他でやれ!」







・・・あ、今教室内だっけ。






「飛鳥、これは誤解だ、海斗が犯人だ」




あたしは海斗の友だちの飛鳥 泰斗に訴える







「お前も共犯者だ、猫ちゃん」





「さりげなく猫ちゃんよばわりすんな。」








「なに?猫ちゃんは海斗の特権?」




「ちがう。もうだまれ。」



なんなんだよ、どいつもこいつも。




あたしは未海だ








「本当素直じゃねーのな、猫ちゃん?」




「うるさいっていってるだろ。」




ほんとにむかつく







「ストーップ」




海斗が間にわりこむ






「俺の飼い猫いじめないであげて?」




「誰が飼い猫だ、ばか」





「え?違う?」



「まったく違う。あたしは海斗の彼女だ」




ちゃんと覚えとけ。





「っ・・・/////」










「犬も可哀想だな、無自覚猫をもつと。」




「だからあたしは「もう、わかったよ未海」




「・・・!!」




海斗はあんまりあたしを未海とよばない



だからこうやって

真剣になったときの未海よびには








弱かったりする








「海斗っ・・・いこっ!」





「え、ちょっ・・・猫ちゃん?」






あたしは海斗を引っ張ってあそこへむかった









ガラガラッ




あたしは図書室へはいり




ズカズカと進む






そして




カチャッガラガラッ





「んぁー!もうやだ、飛鳥」




あたしはさっきの文句を叫ぶ





ここはあたし達2人の秘密の場所





図書室の奥にある鍵つきの場所で



ソファ、テーブル、ベッド、冷蔵庫がおいてある


あたしのおじいちゃんが理事長で



ここの鍵をもらった


おじいちゃんはあたしにのみ優しい


あたしもおじいちゃんと家族で1番仲良し