私の名前は 雪平 鈴音。

中学二年生。

私には友達がいないから、今日も1人屋上でお昼を食べる。

別にいじめられてるとかじゃない。

私が必要以上に近づこうとしないから、みんなどう接していいのかわからないんだと思う。


実際私は今の状況に満足してる。


ーーと、こんなことを考えていたら来客である。

私が目を向けた時には、

階段から屋上に続くドアが開こうとしていた。