瞬side

はー。やっと下校だ。
毎日ファンに振り回されるのも大変…

あっ偉人いるじゃん!
「偉人帰ろう」

「は?瞬図書委員の仕事あるだろ?」

「あるけど何。だいたいなんでお前が知ってんだよ。」

俺はこういう係とかまじ嫌いだから。

「俺も一応図書委員だぜ?担当日違うけどさ。いってこいよ!」

は?こいつ何言ってんだよ。

「なんで行かないといけねーんだよ。だいたいもう一人いるだろ。」

「瞬、本とかおもいだろ」

「だからなに」

「男が持ってあげるんだよ!女の子に持たせない!ペアの女の子って誰だっけな…あっ!ひかるちゃんだよ。」

「だれだよ。俺のファン?」


「とにかく!ひかるちゃんはるかの親友だからさ…ちゃんと行けよ?じゃあ先部活行っとくわ」


「お、おい!」


はー


なんで俺が行けかねぇーといけねーんだよ。



着いた
図書室ってここだよな。

ーーガラガラ


まだ誰もいないし…


寝よ。