「それにしても朝はビックリしたねー。」



はっ、そうだった!忘れてたよ!




「ど、どうしよう!愛子。」



「まあ、今日一日なんもなかったから大丈夫じゃない?」



そっか、それならいいんだけど。








愛子と談笑しながら廊下を歩いてると




ドンッ



誰かにぶつかってしまった。




「わっ、すみませ・・・。」



謝りながらかおをあげるとそこには今朝見た顔があった。




!!!!




後ろには他の不良達もいて・・・




「ん?・・・なぁ、こいつって・・・」



1人があたしに気づいたみたいだ。



どどどど、どうしよう愛子!!




そう思い、後ろを振り返ると愛子ははるか遠くへ。



ちょっ、愛子??



「ごめん!翼、私急用思い出した!」




と、遠くから愛子が叫んで走っていってしまった。




逃げやがったあいつ!!




振り返るとそこにはまだ不良達がいて・・・・。




これはヤバイ状況??



「あっ、あたしも帰らないとな〜。」



そう言って背を向けたけど





ガシッ。




「ちょっと待てよ。」




かたを掴まれてしまった。





はい、終わった〜。