「藤宮さん、久しぶりですね。この前の取引きはスムーズにできて良かったです。」
結局パーティーには来ることになった。
何か来なくちゃいけない感じがした。
そして今、目の前に立っている女が関矢妃世。
お嬢様と言っても、守られてばかりでなく、商売人としてはとても良い頭脳を持っている。
それもまた妬みを買いやすい。