演奏会も終わり、
琴音と別れて 家に着く。
優香「ただいま~」

お母さん「お帰りなさい! 演奏会どうだった?」

優香「うん いいかんじだった!」

お母さん「あらそう、よかったわね」

そういったあとお母さんはニヤついた
お母さんは知っている。

だってうちは1人っ子だし、家での相談相手がお母さんしかいなかった

お母さん「はやくお昼食べて 渡しにいきな!」
そういってオムレツをテーブルに並べた

優香「うん! ありがと。」

もぐもぐしてると 千尋からメールが来た
食べ終わったら見よ!!

「ごちそうさまー!おいしかったよ」
そういってお皿をさげた。

さっきの千尋からのメールを確認!
「祐介からふられた。」

・・え

うそでしょ?

ここんとこいい感じだったじゃん!!

いつもハートとかうさちゃんの絵文字がついてくる千尋のメール
だから活字だけのメールが怖かった

千尋のことを思うとなきそうだった

とりあえず
「祐介くんはなにやってんだし!千尋を振るとかありえんし」
今のうちの感情をぶつけた

ぴろりん

返信はっや!
「ありがと!優香はうまくいくよ!がんばって!」

千尋は優しいな・・絶望の中でうちのことを応援するなんて
なかなか出来たことじゃない

千尋の分までがんばんなきゃ!!
燃えてきた!

「ありがとう!」
って返信して
支度して
思い切って家を飛び出した

お母さん「いってらー」


よし!がんばろっ