ベットの上で泣き出した

なんの涙かわかんないけど
何で泣いてんのうち!!

意味分からん

本当は好きだったのかな・・
翔太のこと

自分が意味分からん

明日傘返さないと・・・
気まずい

と、携帯に電話がかかってドキッとした

でも 琴音からだった。

・・翔太かと思った。

優香「もしもし?」
泣いてこえがふるえた
琴音「琴音だよ?あんたないてんの?」

優香「え」

琴音「人家の前であんなやりとりすんなって」
そういえばあれは琴音家の目の前だった。
優香「聞こえてた・・?」

琴音「丸ぎこえ。
  まあ あたしは前から知ってたけど 翔太の気持ち」
優香「えっ!」
琴音「あたしによく相談してきてたんだよ。
  でも優香と兄貴が幸せなればいいっていってた」

優香「うそ・・・」

琴音「だから、あいつのためにもちゃんと雄太くんに思いを届けな?
  こないだのじゃ、つたわってないでしょ?」

大粒の涙がこぼれた

優香「うん がんばる・・」

琴音「今言いな!」

優香「はやいほうがいいよね」

すぐに家を出た。