ほんのたいした距離じゃないけど一緒に帰った
何かいつもはここに琴音もいるから自然だけど、
二人で帰ったことなんかなくて
へんなかんじ。

翔太「なあ、

  ・・兄貴の事ひきずってる?」

優香「何でそんなこと聞くの?」

翔太「そりゃ 心配だから・・」

うちは翔太のほうを見た
部活のウィンドブレーカー
エナメルの斜めがけカバン
短めの髪型
なぜか赤い顔

なぜかこの人うちのこと好きだったらどうしようなんて
おもった。

自意識過剰かな?

でもそう思っちゃうぐらい顔が赤かった

寒いから?

ねえいつから君って そんな背伸びてったけ・・

優香「ねえ、なんで翔太ってそんなにうちに優しいの?」

ノリで聞いた

いつものようにふざけた返事を待ってた

・・そしたら