雨の中
琴音と相合傘でかえった。

琴音「もー。何で傘持ってこなかったのー!」

しっかりものの琴音はちゃんと持ってきてた。
忘れたのはうちのほう

優香「ごめーん!
  あんな晴れてたから降るとはおもわなくって・・」

琴音「天気予報で言ってたし!!」

優香「ごめんちゃい!」

琴音「ゆるさーん!! ほら さっさと帰るよ!」

優香「はーい!」

___

琴音「ばいばーい!ここから傘貸そうか?」

優香「走ればへーき!ありがと! ばいばー!」

琴音「まあ 小雨だし。 気をつけてねー!」

琴音の家からうちまでほんのたいした距離

走って行けば平気と思ったら
急に土砂降りに!!!

やっぱ先生に怒られるのは悪いことの前触れだー!!!

っておもってたら傘が差し出された
優香「琴音?」
って聞いて振り返ったら
翔太だった

翔太「風引くぞ!」

優香「翔太!いいよいいいよ!」

翔太「俺 折り畳み傘ももってる!」

なんという準備のよさ・・・。

うちなんか雨が振ること自体知らなかったのに
誰かが傘を忘れることとかを想定してたんだな

こりゃ、千尋にも好かれるわ

優香「ありがと!」

翔太「いーえ!」