今でも目をつぶれば思い出すのは裕二の笑顔とあの日の嫌悪の顔をした裕二の顔だった。
悪者が私ならこのまま裕二に知らされずに死んで裕二には幸せになって欲しい。
私があとちょっとで美咲ちゃんを殺すところだった。
私は最低で最悪な悪者。
もし私が目覚めたとしてももう二度と裕二の前には現れないようにしよう。
その方が裕二と美咲ちゃんは幸せになれるから。
私はずっとずっと1人で生きていくから。
何にも心配なんてしなくていい。
ってか心配してくれる人なんか現実にはいないかもしれない。
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