今、私がいるのは光なんて一筋もない真っ黒な記憶の世界。
結局、私は悪者で美咲ちゃんがいい人だったんだね。
私はこの世界にいる意味あるかな?
私は誰に必要とされてる?
私は人に何ができる?
私は…ただ人を不幸にすることしか出来ないんだよね。
私なんか産まれて来なければ良かった。
そう思った瞬間に涙が一筋スッっと頬を伝い落ちていった。
私はもうこの真っ黒な記憶の世界から抜け出したくないし抜け出す気もない。
だって世界に私は必要ない。
私1人いなくてもみんな笑っていられる。
私がいない方がきっときっと幸せになれる。