俺は加恋と話した後美咲と話をした。
『裕二ぃ?話ってなにぃ?』
『美咲。ごめん、別れよう。』
『なんでぇ?どうしてぇ?美咲なんか悪いことした?ねぇ何かした!?』
うぜぇし重めぇし何なんだよこいつ。
『裕二ぃ。お願いぃ。なんでもするから別れようなんて言わないでぇ。』
『ごめんな。俺には絢がいるから。』
『絢?ああ、あいつね?
本当にあの子うざいし。
裕二も騙されてるんじゃない?』
『ーーー。』
『えっ何?もう一回言って。』
『お前ごときが絢のこと悪く言うんじゃねぇ!!俺はお前に騙されてるんだ!』
『酷い。裕二だけなのに。』
『悪い。でも受け止めてくれ!』
『ーーしてやる。』
『は?』
『あんなやつ!殺してやる!!!』
『やめろ!!』
『そー言えばあいつ○○病院の601号室にいるんでしょ?』
『おまっ!なんで知ってんだ!!』
『さっきの話盗み聞きしたの!』
『今から行って点滴とかあいつに繋がってる機械全部抜いてやる!!』
『やめろ!やめてくれ!!』
『じゃあ、まだ別れるなんて言わない…『あははっ。最低ね!脅し?ごめんけどさっきの話ぜーんぶ録音してあるから。』
俺はゆっくり振り向いた。
そこには加恋がスマホを持って立っていた。
『で?加恋っつったっけ?それどうすんの?』
『さぁ?それはあなた次第。』
『加恋あとでそれを俺のスマホに送っとけ!警察に言うから。』
『やめてよ!!』
『は?』
『分かったわよ!別れるしもうあんた達の前にも現れないわよ!!』
そういって美咲は出て行った。