私は美咲ちゃんを一生恨むことにした。 裕二から絢を殺したのは美咲だと聞いた日から。 私は美咲ちゃんが絢を殺したのように私も、美咲ちゃんを殺したくなった。 ものすごい殺意が湧いてくる。 いくら裕二が欲しいからって絢を殺すなんて…、 なんて自分勝手で最低な人なんだ…。 絢…、見ててね。 絶対に復讐をするから。 絶対に見ててね? 私は包丁をカバンに隠し、ゆっくりと部屋から出ていった。