……っ!
気づけば心にいるのはいつでも…、裕二だった。
私、裕二にフラれたんだよね?
私、もう裕二には必要ないんだよね?
ここに私の居場所は無いの?
私が生きている意味は無いの?
私は産まれて来ない方が良かったの?
ねぇ…、誰か私に答えを教えて…?
誰か…。
『ーーや?』
微かに聞こえた声は私の好きな声じゃない。
当たり前か?
今更私のところなんかにこないよね?
あははっ!
本当に…馬鹿だね?
何期待してるんだろう。
あははっ!
あははっ。
あははっ…。
あれ?私何で笑ってるんだっけ?
あれ?なんで私生きてるんだっけ?
私は誰を好きなんだっけ?
ああ…、もうどうでもいい…。
もう…、どうにでもなれ。