私はもう一度目を閉じてため息を出しそれからゆっくりゆっくり夢の世界へいざなわれていった。

『んっ。よく寝たぁ…』

今何時だろ?えーっと3時…

って3時?やばい2人とも来ちゃう。

いや待て今日は水曜だからもっと早いかも。

早く服着替えなきゃ。

私はいつも着ている部屋着を着た。

そして着終わってちょっとゆっくりしていた時にチャイムがなった。

ピンポーン。

『はぁい。』

『ヤッホー、私だよ!』

『あー加恋!とりあえず上がって!』

『うん!具合は大丈夫?』

『ん!大丈夫!あっそうだ!今日裕二も来るんだ!』

『えっ?裕二も?』

『ん。』

『ウソッ?だって私が聞いたら行くかよ、絢の家になんてって言ってたよ?』

『そ…うなんだ』

やっぱり嫌われちゃったよね。

『どうしたの?いや何でもない!』

私達はそれから1時間ほど話したところで加恋が
『あんまり長く居座ってたらダメだよね!ということで帰ります!』

『あっうん!明日は学校ちゃんと行くから。』

『了解!じゃあね』

『ん!バイバイ。』

私が扉を閉めようとしたその瞬間裕二が現れた。

『よっ!全くなげぇよ話!』

『いつからいたの?』

『んーまぁ加恋が絢んち入ってすぐぐらい?』

『そっか。とりあえず上がって。』

『おお。お邪魔しまーす。』

『別に言わなくてもいーよ!お母さん今いないし。』

『ん。ってかそれ先に言ってくれよ』

『ごめんごめんってかさぁ裕二どうやって私のメルアド知ったの?』

『加恋に教えてもらった。』

『そっか…加恋に…『誤解するな昨日、帰り道で会ってなんか絢のメルアド教えられたんだよ!強制的に』』

『とりあえず、明日は学校ちゃんと行くから。』

『了解!』

『ってかさぁ、裕二…加恋…に
私の家になんか行くかよって言ったんでしょう?』

『それはっ『ごめんね。私が昨日あんなこと言ったから怒ってたんだよね……もう私のこと嫌いになっ…』

私は何が起きてるのか全然わからなかった。

裕二に抱きしめられてる⁉︎

ギュウウウッ

『っ!ちょっ裕二くっ苦しい。』