「みんな彼女なんて関係ないの。
だから私が先にもらうから。」


何この人!
さっきから言いたい放題!


「絶対ダメ!
翔くんは物じゃないし私の彼氏なの。
それにつきまとうのも迷惑だから。」


もうムカついてきた。
こんな人に付き合ってらんない。


私はその場から立ち去って
凜ちゃんのところに向かった。


「郁ー。
早くしないと昼休み終わるよ。」


「ごめんね。
早く教室戻ろ!」


さっきのこと
凜ちゃんに話た方がいいかな。


今まで相談してたし
言っといた方がいいよね。