陸人side〜






皿洗いを終えた俺はソファーでゆっくりしていた






「優花早く出てこねぇかなー」






優花がいないから俺は暇だ




あ!






「いいこと思いついた!」






俺はそれを実行することに






──がちゃ






「ゆーうか!」




「きゃぁぁあ
覗かないで!変態!馬鹿ーっ!」






そう、俺は覗いたのだ






「なんで陸人覗くのよ!」




「いやぁ、なんとなく?」






だって暇だっただけだし?




俺はふと思い出した




優花は男が嫌いなんだってことに。




やっちまった…






「陸人のばか!早く出てって…!」




「ご、ごめん…」






俺が出ていってすぐに泣き声が聞こえた。






「うぅ…ひっく……」






あぁ、なんで俺は覗いたんだろ…


馬鹿だろ。まじで




優花、ごめん…