Tはいった。

「どうする?192にかけてみる?」
Mは少し迷ったがいった。

「かけてみよう」

1

9

2




受話器はだんまり。


「やっぱりね。嘘に決まってる」

Tが受話器を耳から離した時……。


ピッ、ピッ、ピッ、ポーン
ピッ、ピッ、ピッ、ポーン



「25サイ、25サイ、タナカ カズヤ、タナカ カズヤ」

二人はこおりついた。