麗「組長は優しいです。」


組長「麗…無理してねぇか?

痩せただろ?


好きなだけここにいろ。

でもな、忠告しておく。


ここにいてもいいがーー…



いつか、本当の自分の気持ちがわからなくなんぞ。


だから、本当の自分の気持ちを見つけろ。




お前は、もう自由なんだ………」










〈お前は、もう自由なんだ………〉と、



組長がつぶやいた言葉は




麗には聞こえなかった……