「どうしたんだよ?」

「・・く・・・」

「は?」

「服着てよ・・/////」

・・・服?

そういえば、俺は今、風呂上がりで下(ズボン)しか履いていない。

タオルも首から掛けてるだけで、髪の先からはポタポタと雫が落ちている。

「・・・・・」

夏南はまだ下を向いたままだ。

そんな夏南をみて可愛いと思う。 滅多に見れない夏南が可愛すぎて

俺は夏南の肩に腕を乗せて

「真っ赤になっちゃって、どうしたのかな~?」

少しからかってみる。

するとさらに赤くなる夏南。

「早く服着てよぉ!!」

突然顔を上げて耳元で叫ぶ夏南。

「・・・・っつ・・」

そうだな・・夏南はこうゆう奴だ・・。

「わかった、わかったよ! 着りゃいいんだろ 着りゃ・」

しぶしぶ俺は服を着る。

髪の毛から雫が落ちて背中を伝う。

「……っ、つめ・・・」

「ちゃんと髪ふきなよ 風邪ひくよ ホラ。」

俺を無理矢理座らせた後、俺の頭をふき始める夏南。

「ぉわっ、いいって自分でするって!!」

「ダメ!!優助絶対しっかりふかないもん!!」