俺もつられて笑った。


「でさ、星ってどんな奴?」


「俺より背が低くて、

男か女かよくわからない顔だったよ。」


色白で、身体が細くて、目が綺麗で。


星の特徴を話していると、

陽一がふとノートから顔をあげた。



「俺、似たような人知ってる。」


…へ?


「誰だよ、それ?!

俺が知ってる人?」


「知ってるもなにも…」