「なんだそれ?」


知るかよ。


俺だって意味が分かんない。


「でも、犬と猫と同じ目だった。

あと、俺のこと月って呼んでた。」


「月?葉月だから?」


俺は肩をすくめる。



「他には?」


「誰だと聞いたら、星って…」


陽一はとりあえずメモをしている。


ん?陽一……


「俺が月なら、陽一は太陽だな。」


「あ、本当だ。」



俺達いいコンビかも、と陽一が笑う。