やったー!久しぶりに
留利ちゃんと遊べる!

今日は、悪いことばかりじゃないかも!

そう思いながら、

1年で溢れている階段を

降りようとした私に

誰かがぶつかった。

「きゃ。」

「えっ、ちょっと。ゆな!」

あぁ、やばい……私落ちちゃう!

そう思って目を閉じた瞬間

誰かが私の腕を引っ張ってくれた。