「お、おまえ」

彼女は不思議そうに俺をみた。

「ゆなー。大丈夫?」

「あっ!留利ちゃん!大丈夫だよ!」

とか話してる。

その後も留利ってやつが

俺に話しかけてきたが、

俺はそれどころじゃなかった。

ゆなって、まじかよ……

「てか、ゆな……涼太くんと
知り合いだったの?」

覚えてるよな?ゆな……

「え、ううん。違うよ」

その言葉をきいたとき

俺は、ショックだった。

はぁ、ゆな……覚えてないのか

俺の事…………


そのあと、俺は教室に戻り

かばんを持った。

そして、いつの間にか
自分家に着いていた。