その帰り、階段をのぼっていると

1人の女子が、近くのやつにぶつかって

落ちそうになった。

とっさに俺は、彼女の腕を引っ張った。

「おい、大丈夫か?」

彼女は落ちずにすみ

「大丈夫です。
あっ、ありがとうございました」

と礼をして頭を上げた。

何気なく彼女の顔をみた俺は

びっくりした。