「まずは俺の過去。」



俺は卒業式を終え、華奈に気持ちと過去を言うことにした。



「俺は小さい頃、親を亡くしてる。今はおじさんおばさんのところで暮らしてる。親は俺を庇って交通事故で死んだんだ。俺がボールを道路に出しちゃってボールを取りに道路に出た。トラックが来るとは知らなくてさ、
俺はトラックが来てると知って道路に立ち尽くした。その時に親が俺を庇い事故にあって死んだ。」



「俺のせいで親は死んだ。」



華奈を見ると、泣いていた。



「それから自分がずっと憎くてしかたがなかった。だから自殺だってしようとした。リスカだってしようとした。けどやめたんだ。
親は、俺を庇って死んだ。だから親の為にも俺は生きなきゃならない。って思ってやめたんだ。」



『...うん。』



「それから俺は、自殺しようと思わなくなったし、生きようと思った。そして、笑顔でいようと決めた。」



「これが俺の過去。」


『...話してくれて

...ありがとう。』



「次は俺の気持ち。」



「俺は、華奈に避けられてるって気づいて辛かった。理由は言わなくてもわかるよ。舞から聞いたから。だいたい。」


「...おれ、華奈が好きだったと思う。だけど舞がいる。だからちゃんと伝えられないけど。」



『うん。』



「今までありがとう。これからもよろしくな!!」



『うん。』