あたしは3日前、翔から離れると決めた。



それはあたしの為でもあって、翔の為でもある。


たどちらかといえばあたしの為だけかもしれない。



あたしは、翔から避けはじめ3日経った。



あたし達は今屋上でご飯を食べている。



みなみとあたしで。


『本当にさよならしたんだね。』



「うん。それは二人のためだと思うから。あたしと翔の...。」



『...そうなんだね。』



『華奈ー!!久しぶりー!!』


あたし達が話している時に誰かがあたしに話しかけた。


嫌な予感しかしなかった。



あたしは声のした方を向くと、予感は的中。


---翔だった。



あたしはなるべくいつものようにしながら言った。



「翔久しぶり!...おめでとうね。付き合ったんでしょ?あの美人なこと。」


『...あ、うん。』


「おめでとう!お幸せにね!」


『ありがとう。』


「翔...あたしと翔はさようならしよう。」



『は...?』


『なんでだよ!』


「あたしの為でもあって翔の為でもあって、彼女さんの為でもある。彼女さん妬いちゃうでしょ?そしたら大変だもん。可哀想だし。」


「だから...さようなら。」


あたしは翔に喋らせず言った。



「最後に...彼女さんとお幸せにね!」



あたしは涙を我慢し、言った。



その後



「みなみいくよ!」と言い教室に戻った。