～回想～




あたしは屋上をでると、１つ階段を下りて
右へ曲がった。




立花先輩たちは、左へー…ってあれ？





「涼太と雨斗…。なんで右きてるのよ。」





なによ、あたしのことが気にくわなくて
文句でも言いにきた？





「ちゃうで…。お前なんぞのアホになんか
ゆうてもしゃーないやろ！俺ら一年生や。」





…え？





「お、同い年？」





「せやで！あ、雨斗は早生まれやから、
生まれた年はちゃうな。」




…どーでもいいんですけど。





誕生日が１月だろうと３月だろうと、
あたしには関係ないわ。