「おい涼太。まぁ落ち着けって。」




そう言ったのは、入ってきた男の人の1人で、少し長めの髪をしている。





今まで見た、立花先輩とチャラ男と熱血くんと比べたらだいぶ温度差がある。





…いたって優等生な容姿だ。





優しそうな、お兄さん的想像をさせる。









「涼太、本当にこの子知らないの?」





お兄さんがあたしの肩をポンと叩く。