「わりぃ。困らせちまったな。


えっと…つまりはあれだ。



…直訳すると。

″結婚してください″…。」




「え?///」



「俺は、結婚を前提に付き合ってくださいって言ったけど。

…本当は結婚してくださいって
言っちまいたかったくらいなんだけど。」



それはさすがに引かれるから。って
秋は付け足した。




「別に…引かないけど。」




「そんなぶっ飛びな関係、俺が嫌なんだよ
ちゃんと冷夏とは、順番を守りたいし。」





「…もう十分ぶっ飛んでるわよ。



……けど、ありがとう」




あたしはベッドの中で、秋の手を握った。








「幸せに、してね?」





「当たり前。」






あたしはそこで、意識が途絶えた。