4人ともポカンとしていたのでもう一度
言った。
「…フラれてるわよ。」
「んなわけ…っ」
「…はっきり言われたわよ?
冷夏の気持ちには答えられないって。」
…だからね、告ったあと思ったの。
言わなきゃ、よかった?ってね。
「…だから一週間ずっとこないんじゃ
ないかしら?
まぁ…あたしも気まずくなるのは嫌だし
いいかなとは思っているけどね。」
「そんなことゆうなや!…秋の野郎、
人がせっかく譲ったんに…。」
譲った?なにをよ。
まぁいいか…。
「えっと…じゃあ沢原さんは魁さんのところに行くのかぃ?」
倫の言葉にあたしは驚いた。