ーーードゥルルルルル…





校庭に響くバイク音。







そこには、3人のバイクに跨がった…
いわゆる、不良、ヤンキーみたいな人たちがいた。




そしてーー。



その中の1人に、あの逃げていった彼は
捕まっていた。







次第に校庭に人がでてくる。




窓からもみんなが注目している。






けどその注目度は校長先生や全校生徒が
見ているほどだった。









「ねぇ美那…。確かにヤンキーみたいな
人たちだけれどー…。
そんな注目することなのかしら?」






隣にいた美那に聞くとー…。










「…ウソでしょ」







あたしの言葉なんて届かず放心状態。